2021年の手放し

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今年の1月はずいぶん寒く
朝晩の冷え込みが
例年になく強い気がするのは

昨年4月から勤務地が変わって
かなり早起きをして通勤しているためだと思う


気付いたら
2022年も3週間過ぎていた
もう少しで1月も終わる

かなり長い間
ブログを書かなかった

忙しいせいもあったが
何よりも
気持ちの余裕がなかった


毎日
朝起きて
出来る時はストレッチと呼吸をして
(ほぼ寝ぼけている時もあり)
出勤して働いて
夜は少し遅めに帰宅して
お弁当の用意をして
お風呂に入り就寝

週末は
ひたすら睡眠と
翌週のお弁当のための
作り置き

ひまがあればだらだらする

そして次の一週間の始まりがきて
そんなヘビーローテーションを繰り返して
生きていた

その時は必死だから
余裕がないせいだと思っていたが
今、思い返せば
自分を振り返る時間を
自分に与えたくなかったのかもしれない

 

年が明けて
少し余裕が出来た

今まで握りしめていたものを
手放したからだ


手放そうとして
手を離したのではない

自然に自分から離れていったという方が
しっくりくる

 

毎日のストレッチと呼吸で
ずいぶん身体の稼働範囲が変わった

同時に
今まで自分にまとわりついて
それがボディスーツであるかのような
身体の違和感
「私は普通ではない」という感覚が

気が付くと消えていた


これは大きかった
自分の中でどうしても言葉にならず
何とかしたくても
どうにもできず

誰かに相談したくても
持ちかける気力すらない
というか、どうしてよいかわからない


でも
何かがあるたびに
これが頭をもたげていた

今は
「私は普通ではない」
から
「私の身体は真っすぐではない」
に変わった

今までの「普通でない」という
抽象的で否定的な感覚から
「真っすぐでない(身体の正中線に対して)」という
客観的でニュートラルな感覚になった


真っすぐではないのは
脊椎側わんだからだ
kayaメソッド®のトレーナーの勉強中に
自分の写真を見て本当の意味で
受け入れられたと思う

今自分の身体は快適で
それが自然に感じられる
自分の身体は
特に足裏が安定したのを感じる


それとともに
自分の内側も静かになった

ストレッチと呼吸のトレーニングを
起きぬけに録画でするときに
「内側の平安と静寂」を感じるようになった

その感覚は
レーニングをしている間だけではなく
かなり長時間継続することも
多くなった


身体の変化というよりも
意識が変化した

と同時に

「人前で踊りたい」
「舞台に立ちたい」
という気持ちが
全くなくなったこと

この変化が一番大きかった

 

2021年の最も大きな手放しだったと思う


今はただ少しの驚きと
静寂の中にいる

さらに私の内側は
変化し続けているのを感じている


先週はとても寒かった
勤め先では雪が積もる日もあった
小さな動物の足跡を見ながら
通勤する一日

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足跡は一見3つに見えるが2つが重なっていて

四つ足の小さな動物だと思う

 

 

今年も今までにない経験を
楽しみながら進めたらいいと思う