考えるな、感じろ!
ゴールデンウィークが明けて
毎日とても眠い
今までの不眠が嘘のようだ
身体の感覚も健康状態も
リセットされたのかも知れない
身体の変化の中で
いちばん変化したのは
背中だと思う
今まで板のように真っ直ぐだった
背骨の両側は
1年前に左右の違いが明確になった
プロセスを経て
全体に柔らかく
差が少し少なくなったように思う
多分可動域も広がった
私が驚いたのは
見た目の話だけではない
ようやく踵が床を押す
感覚を感じることが
出来るようになったこと
それはルルベ(つま先立ち)を
している時も継続している
足の裏の足底筋を使えている感覚とともに
本当に嬉しかった
自分の中の違和感は2種類あり
1.本来感じるはずがないのに感じる違和感
(痛み、痺れなど)違和感
2.本来、繋がりや使っている疲労など
感じるはずなのに感じない違和感
(自分の中の感覚が行方不明になる感じ)
以前の私には2つのどちらもがあり
特に1の痛みはずっとストレスだった
昔は若くて体力もあり
力まかせでやってしまえたので
外反母趾になったり
慢性の腰痛に悩まされたりした
就職してからずっと
整体や良いと言われるものを受け
ようやく自分に合うと感じた
ロルフィングに出会ったのが10年前
思えば身体が変わるごとに
人生のイベントを迎えていたように思う
4年前に出会ったKayaメソッドで
2年後には
痛みがほとんどなくなり
日常生活はかなり穏やかになっていた
そして去年の4月から
毎日続けるようになって
10ヶ月くらいで激変したと思う
オンラインのバレエクラスでも
身体の繋がりが全く違う
言葉で上手く表現しにくいし
まだ感覚が慣れていないかも知れないが
何か上手く繋がると
オートマチックに四肢の重さを感じなくなり
身体がひとつになった感じがするのだ
これは昔少しだけ
軟式テニスをやった時に経験した
ボールがラケットの
スイートスポットに当たった時の
感覚を思い出す
力が要らず
ラケットと自分とボールが
一体になったような手応え
あの感じに似ているのだ
バレエとテニス
ジャンルも状況も全く違うが
本質は同じなのだと思う
今までは見た目の形に囚われて
身体を動かしても
手応えがなく
どうしてよいのか分からず
結局
自分が
「どうしたいのか?」
「どう生きたいのか?」
も分からなくなってしまった気さえする
私はようやく
スタート時点に立ったのかも知れない
何をスタートするのか
今まで積み上げたものを
どうしていくのか
頭で考えようとすると
やっぱり混乱する
ここは
「燃えよ!ドラゴン」で
有名な
「考えるな、感じろ!」
という言葉を胸に
進んでいこうと思う