自分の中の繋がり 自分についてきた嘘

 

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自分の中で繋がりが感じられるようになった

自分の中でちゃんと繋がりがあると
動きに自然な流れがある事が分かった
 
この自然な流れに沿えば
効率的だし労力も最小限で
疲れることがない
(疲れるけど、無駄な疲れ方をしない)
 
これは多分
踊りに限ったことではなく
 
今まで無駄にやっていたことを
しなくて良くなるのだと思う
 
 
先日の
オンラインレッスンの
かや先生の話で印象的なものがあった
コンクールで賞を取るクラスの方が
自分を改善するために
ひとつひとつの動きを
Kayaメソッドのトレーニングを受け
見直されたそうだ
 
一つの動きを見直すことは
シンプルだけどものすごく
難しいと思う
 
一つの動きを変えるのは
普通それは無意識なので
ものすごく意識して
何度も反復練習するとか
普通じゃないことを
たくさんする必要があるだろう
 
それほど
当たり前になってしまった動作は
無意識でやってしまうから
修正は難しいと思う
 
昔スキューバダイビングを少しかじった時に聞いた
インストラクターの話が忘れられない
 
何度もボンベの中のエアーが0%になる体験をしているが
これが最後のエアーだと分かっているのに
大切に呼吸しようと思っているのに
最後の呼吸を当たり前に吸ってしまい
「しまった!」
と思ってしまうのだそうだ
 
それほどに
無意識の動作は
それが死に直結していると頭で分かっていても
コントロール不可能に近いものなのだ
 
 
先日3年ぶりにダンスの舞台に関わった
私自身は踊らなかったが
多分私の感じ方が変わったのもあり
どの作品も素晴らしさを感じた
今まで私の感覚を邪魔していた
ダンサーの動きは全く気にならず
作品そのものを感じることが出来た気がした
 
そして
今まで自分が本当に踊りがよろこびなのか分からずに
作品を踊ってきたことを
ようやく受け入れられた気がした

舞台に立ちたいと強く願ってきたけれど
もうそれをしなくても良いかも知れないと思った
 
人に見てもらう前提だと、自分を取り繕ってしまい
本来の身体の繋がりを無視した動きをし続けるから
今まで迷子になってきたのだという気がするのだ

これは踊りに限らないことだと思う・・・・

人からどんな評価を受けようとも
自分自身の繋がりを選択することを
きっと今までしてこなかったのだろう
 
ようやく
自分についてきた「嘘」が見えてきた
 
今は少し衝撃で、珍しく嗚咽が止まらない 
悲しさや寂しさという感情からではなく
知らなかった前には戻れないことを知り
これから変わることへの覚悟だと思う
 
まだほんの少し変わることへの抵抗があるのを感じる
自分のとの繋がりを大切にしてこれからの行動を選択しようと思う
 
近くの公園では桜が咲き始めた
春はもうすぐそこまで来ている