秋分の日のイベント

コロナがー

と言い始めたのは2月頃
まだまだ寒かった

春から緊急事態宣言で
久々にメンタルダウン寸前で
できるなら
ずっと家にこもっていたかった5月
外出して歩くと少し汗ばむ
過ごしやすい季節だった

そろそろ活動できるけど
マスクが息苦しくて
体調不良も精神も揺れ動いた8月
意外にも暑い期間が少なかった

今日、秋分点を迎えて
季節は彼岸
今晩はすごく冷え込んだ

季節の移ろいを身体から感じるように
社会の流れを会話で判断しているのに
今日気がついた

今、自分の人生はどの季節なのか
あまり考えたくなかった
それは
終わりを知ることであり
可能性が閉じていく
無力さを噛みしめるようで
虚しいと思ったからだ

春は目覚め
夏は盛りで
秋は実り
冬はサイクルの終わり

ずっと、春、夏、秋は良くて
冬は終わりで、寒くて、怖いと
思っていた
冬は寒いし大嫌いだった

出来るなら
ずっと夏から秋で
止まっていて欲しいと
ぼんやり思っていた

冬が嫌いなわけは
終わりだと思っていたからだ

間違いなく
私は終わりに向かっている

もちろん
わたしだけではなく
わたしを含む全てが同じ
終わることは悪いことでも
悲しいことでもない

そんなことを思いながら
イベントでライアーを聴きながら
いつもと違う素敵な場所で
手と暦を読ませていただいた
不思議なことに
読んだ内容は自分向けの
メッセージになっている

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