VR女子

私は妄想しだすと

とまらない

 

私にとって妄想は

リアルな映像つき

感覚、感情を伴う

ドラマの実体験版だ

 

実際の人物がそのドラマの中で

私と会話して

ストーリーが進んでいく

 

時代の先端にある

バーチャルリアリティという

テクノロジーなど不要

 

 

昔はよく

現実と妄想のはざまが

あいまいになり

私の中でかなりな

カオスな状態を

創り出していた

 

最近は自分が作り出した

ドラマに気付いたら

さっさとそこから抜けるように

している

 

自分の意識が

「今」に向いていない状態だからだ

 

できるかぎり

「今」にいるために

身体にフォーカスすることにしている

 

レーニングをする

ストレッチをする

セルフマッサージをする

踊る

 

だいたいこの4つを

意識を集中させてやる

「自分」の「今」をしっかり

生きるために

 

すぐに意識がとっちらかる

私にとって

身体の感覚は

自分を取り戻すための

大切な道しるべなのだ