原点に戻った日
3月21日春分の日は
久しぶりに実家に帰った
いろんな思いがあったけど
確執だらけだった母は
私が訪問した事を喜び
1分前の発言をすっかり忘れながら
何とかもてなそうとしてくれる
小さいおばあちゃんに
なっていた
かつての
絶対的で巨大な怪物
言葉の暴力を重ね
私の自由を許さず
狭くて偏見に満ちた狭い箱に
押し込めようとした
パワーハラスメントの記憶は
すでに色褪せていたことを
心から理解したと思った
母に反発したからこそ
頑張ってきた事は
既に目的を失い
本当に自分がやりたい事だけを
やっていいのだと
自分に許可を出す時が来たのだと
認識した
母や別のもののせいにして
自分の気持ちに向き合う事を
後回しにしてきた事
見て見ぬ振りをして
軌道修正をしてこなかった事
急いで手をつけることを
選択しようと思う
それは今やっている事を
止めるのでなく
今の状況のまま
もっと無防備で
自分のことを許すだけなのだと思う