人は嘘をつく
人は嘘をつく
そうできている
誰かをつなぎとめるために
良い評価をもらうために
自分のプライドのために
だけど
本当は誰かのためではない
プライドのためではない
自分のために
自分を守るために
自分を正当化するために
自分のやりたい事をするために
嘘をつく
嘘はいけないと
教えたのは誰?
そして
それを頑なに守って
誰かに褒めてもらいたいと
思ってない?
大人になったあなたを褒めてくれる人なんかいない
いるとしたら、褒めてくれた人に
都合よかっただけだ
自分の本当の気持ちに嘘をつかない言葉を
全員が口にしたら
多分一瞬で
世界戦争が起こって
私たちは消えてしまう
それが分かっているから
人は嘘をつく
それでいいのだ
ただし
自分にだけは冷酷なまでに正直でいること
そこがスタートライン
本当の他人との関わりは
そこから始まる