人から注目される前に
人前に出ていくと
決めたとき
ダサい自分がイヤ
もっとプロポーションがよかったら
才能がない
実力不足
もっと美人だったらよかった
こんなことを思うのは
褒められたいから
絶賛されたいから
せっかく人前に
出ていくんだから
褒められたい
批判されたくない
けれど、今出て行かなくて
いつ出ていくのか?
と思えるように
ようやくなれた
随分時間がかかったけれど
褒められることと
批判されることは
ある意味同じでは
ないかと思う
どちらも
「見て」もらえているから
同じ褒められるのでも
それまでの経緯を知った上で
良い評価をしてもらえているのと
「大人の対応」で
当たり障りなく
お褒めの言葉をいただける
場合もある
批判されるときも
1人の人間として
立場も踏まえた上で
思いやりや老婆心のある
指導的なダメ出しもあれば
ただやっかみからの
暴力的な攻撃も
あると思う
どちらにせよ
ちゃんと見てもらえるために
人前に出ていって
行動しなければ始まらない
そのハードルを越えないと
始まらない
人前に出るのは
何も舞踊公演や
学会発表のことではなく
自分の考えを他人に表明することの
すべてをさすと思う
何でもかんでも
表明する必要はない
だけど
相手からのリアクションや
人がどう思うかが
気になるくらいなら
とっとと出ていくべきだ