ルーミー 愛の詩

 

ご縁としか言いようのない
週末の東京
 
大好きなルーミーのこの本を
手にしたのは
3年前の冬だった
 

善いとか悪いとか

そんな観念を超えた場所がある

そこであなたと出会う

その芝生に魂が横たわるとき

世界は言葉では語り尽くせない

観念も言葉もどんな名言も

何の意味もなさない

この瞬間

この愛が

私のもとへ安らぎに来る

ひとつの

存在のなかに

多くの存在が訪れる

ひと粒の麦のなかに

千束の干草

針の目の内側に星々が輝く夜

ルーミー 愛の詩

ルーミー 愛の詩

 

 美しいルーミーの詩

この詩の世界に自分が入っていけるのか

言葉や気持ちだけでなく

肉体も自分が知らない自分の領域すべて