良い悪いを決めること

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この1か月で
「死」という話題を
よく目にするようになった

有名人だけではなく
身近なところで
SNSの繋がりのなかで

私自身も1年前
母の死を経験した


今まで
「死」は口にするのを
はばかられるもの
悪い事だと思っていた

本当にそうだろうか

母が亡くなった
その時はショックだったが

1年たった今感じているのは
母は死んだのて
肉体はこの世からいなくなったが

今は生きていた時より
その存在をより身近に感じている気がする

母の死は
わたしにとって
その存在の形が変わっただけだった


泣くことを
悪いと思っていたように

「死」それ自体に
良い・悪いは
ないのではないかと
思うようになってきた


生きることは良い
死ぬことは悪い

泣くことは悪い
笑うことは良い

怒ることは悪い
喜ぶことは良い

病気は悪い
健康は良い

痛みは悪い
快感は良い


どれも
当たり前のことで
必ず経験することで

どれも
一概に良い悪いと
言えないんじゃないか


そんな風に
思えるようになった


私が出来るのは
それを感じている本人の感覚に
寄り添うだけ